生体運動マシナリー図鑑

MreB-RodZ

2015年09月29日|タンパク質, ,

MreB-RodZ

タンパク質名

MreB/RodZ

局在

MreB は細胞膜表在性、RodZ は膜貫通型

機能

ペプチドグリカン合成を制御し、形態形成制御を行う。

構造(説明)

MreB-RodZ

MreB/RodZ 共結晶構造 (PDB: 2WUS)

構成因子

MreB-RodZ

・MreB:バクテリアのアクチン、細胞骨格タンパク質、フィラメントを形成
・MreC:MreB, MreD, RodZと相互作用
・MreD:MreCと相互作用
・RodZ:MreBフィラメントの形成を制御すると考えられている、複合体内の様々な因子と相互作用
・PBP2:ペプチドグリカン合成酵素(とくに細胞伸長に必須)
・RodA:PBP2と相互作用し、その機能を補助

説明

大腸菌を含む桿菌は、中央の円筒の両端に半球が結合したような形をしている。多くの桿菌では、これらのタンパク質が elongasome という超分子複合体を形成する。とくに、MreB が elongasome 形成の足場となる。elongasome は細胞伸長に必須であり、短軸方向に沿って、回転運動をしている。また、ペプチドグリカン合成を阻害するとこの回転運動は止まる。回転運動の駆動力などは不明である。

メモ

  1. Garner et al., 2011, van Teeffelen et al., 2011
  2. Dominguez-Escobar et al., 2011
    (立教大学 塩見大輔)

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