生体運動マシナリー図鑑

ダイナクチン

2015年09月29日|タンパク質

タンパク質名

ダイナクチン

局在

細胞質

機能

微小管モーターであるダイニンの制御タンパク質

構造(説明)

ダイナクチン電子顕微鏡写真

 

構成因子

・p150:サイドアームの先端側(アンテナ・ヘッド・ネック)を構成するダイニン結合部位を含む
・p50 (ダイナマイチン): サイドアームの基部(ショルダー)を構成する
・p24:サイドアームの基部(ショルダー)を構成する
・CapZα/β:Arp1ロッドのbarbed end (+端) に局在する
・Arp1:8個のモノマーがアクチンフィラメント様に会合し、Arp1ロッドの主部を構成する
・Arp11:Arp1フィラメントのpointed end (-端)に結合する
・P25:Arp1ロッドのpointed end (-端)に局在する
・P27:Arp1ロッドのpointed end (-端)に局在する
・P62:Arp1ロッドのpointed end (-端)に局在する

 

説明

細胞内の小胞輸送において、カーゴ(積み荷)である小胞とモータータンパク質ダイニンを繋ぎ、小胞の微小管に沿った運動を可能にする。
Arp1ロッド部位で小胞に結合し、p150のコイルドコイル1領域はダイニン中間鎖に結合する。最近、p150のコイルドコイル1領域はサイドアームのヘッドより先端に突き出したアンテナ構造に相当することが見出された。
サイドアームのヘッド部位は微小管結合能があり、ダイニンの微小管親和性と運動性を向上させるという報告もあるが、その反対の実験結果もあり、詳細は不明である。

 

メモ

(東京大学 豊島陽子)

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