生体運動マシナリー図鑑

磁性細菌

2015年09月29日|原核生物, ,

学名

Magnetospirillum magneticum

マグネトスピリュウム・マグネティカム

分類

細菌・プロテオバクテリア門 アルファプロテオバクテリア網

サイズ

長さ:2 μm 幅:0.6 μm

特徴

磁石を合成。地磁気を感じて、磁気に沿って移動。

説明

マグネトスピリュウムは 磁性細菌とよばれる細菌のなかまです。磁性細菌は 細胞の中で マグネトソームとよばれる磁気微粒子を合成します。磁性細菌は このマグネトソームを磁気コンパスのように使って地磁気を感知し そして細胞の両端についたべん毛で 地磁気に沿って移動します。地磁気は 下向きに傾いているため 磁性細菌は 地磁気に沿って移動することで 彼らが好む 酸素の少ない環境(池や海 湖の底など)へ効率的に移動し とどまることができます。

 

出現場所

池 沼 湖 川 海など 地球上の水環境にどこでも生息
北半球のほとんどの磁性細菌は磁石のS極を、南半球のほとんどの磁性細菌はN極をめざす(いずれも下向きに移動するため)
数億年前の磁性細菌の化石が発見されており、太古の昔から存在

メモ

好きなもの 鉄 コハク酸 ちょっとの酸素(酸素呼吸のため)
嫌いなもの たくさんの酸素(酸素解毒できないため)

http://pronet.s.kanazawa-u.ac.jp/j/jisei.html

(金沢大学理工研究域自然システム学系  田岡東、福森義宏)

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