生体運動マシナリー図鑑

繊毛(ハツカネズミ)

2016年01月05日|真核生物, ,

浜松医大-池上-マウス繊毛

学名

Mus musculus

ムス・ムスクルス

分類

真核生物・脊索動物門・哺乳綱

サイズ

長さ: 6 mm  幅0.3 mm

特徴

数百本が協調して、1秒間に15~25往復という速さで規則正しい往復運動をします。この運動によって、繊毛の近くに水の流れができます。

説明

わたし達人間を含む哺乳動物は体の外の空気を吸って生きています。空気の中には小さなほこりや病気のもとになるばい菌がたくさんいます。喉の奥や鼻の中には「繊毛」と呼ばれる細長い「毛」がたくさん生えていて、体の中に入ってきたこれらの小さな「ゴミ」を体の外に追い出すために、一本一本の繊毛がバラバラに動くのではなく、みんなが綺麗にそろって決まった方向に動きます。

出現場所

空気の通り道(鼻の中、喉の奥、肺の中)

メモ

繊毛が動かなかったり、動き方がおかしかったり(向きやリズムがそろっていない)すると、体の中に入ってきたほこりやばい菌を体の外に追い出せなくなります。そうなると、ずっと鼻づまりがひどかったり、肺炎によくかかったり、など、鼻やのどの病気に苦しめられることになります。たった6ミクロンという小さな毛ですが、わたし達の体を病気から守るためにとっても大事なガードマンなんです。

(浜松医科大学 池上浩司)

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