生体運動マシナリー図鑑

ボルボックス・ルーセレティ

2015年10月09日|真核生物, ,

Volvox rousseletii

学名

Volvox rousseletii

ボルボックス・ルーセレティ

分類

緑藻綱 ボルボックス目 ボルボックス科 ボルボックス節

サイズ

長さ約  0.8 mm          幅約 0.8 mm

特徴

光に向かって勢いよく泳ぎます

説明

Volvox rousseletii

約 5,000 の細胞が球の表面に並んだ形をし、細胞は互いにつながっています。ボルボックスは約 20 種存在しますが、その中でも細胞数が多く、サイズも大きく、非常に速く泳ぐ種類です。内側の濃い緑色の球体は次の世代のボルボックス(子ボル)です。子ボルが育つ過程では、「B 型インバージョン」と呼ばれる複雑な動き(形態形成運動)を経て、親ボルと同じ形になります。顕著な走光性を示すため、光反応行動や鞭毛運動の研究に用いられます。この種が属するボルボックス節は別名「真のボルボックス」とも呼ばれ、最も複雑化の程度が高いグループとして注目されつつあります。スケールバーは 0.2 mm です。

出現場所

池、川、湖などの淡水

メモ

サイズの大きな種類なので、親の体の中にいる子どものボルボックス(子ボル)まで肉眼で見ることができます。

(東工大・資源研、中央大・理工 植木紀子)

ビデオ

親の体から外にでて間もないボルボックス・ルーセレティの遊泳のようす。常に反時計回りに回転しながら泳ぎます。

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