生体運動マシナリー図鑑

ヒメツリガネゴケ

2015年10月03日|真核生物, ,

ヒメツリガネゴケイラスト

学名

Physcomitrella patens

フィスコミトレラ パテンス

分類

植物界・マゴケ植物・マゴケ綱

サイズ

長さ約  100 μm(原糸体細胞)        幅 20 μm

特徴

原糸体は先端成長と分裂、分枝を繰り返します

説明

ヒメツリガネゴケの原糸体細胞は1分あたり0.1–0.4 µmのスピードでその先端を成長させます。先端成長には微小管細胞骨格とアクチン細胞骨格が必要です。たとえば、細胞骨格を破壊する薬品を添加すると成長は完全に止まります(薬品の一部は除草剤として使われています)。骨格が細胞の成長にどのように寄与しているのか、詳細はまだわかっていません。

出現場所

欧州や北米などに広く分布しています。日本にも近縁種はいます。

メモ

ヒメツリガネゴケには驚くほど強力な「再生能力」が備わっています。たとえばコケの葉っぱを破砕機でばらばらにすると、ばらばらになった個々の断片からコケ生体が再生してきます。

(名古屋大学 五島剛太)

ビデオ

先端成長するヒメツリガネゴケ原糸体の細胞

PAGE TOP

Copyright © 生体運動マシナリー図鑑 All Rights Reserved.