生体運動マシナリー図鑑

マウス精子

2015年10月03日|真核生物, ,

浜松医大-池上-マウス精子

学名

Mus musculus

ムス・ムスクルス

分類

真核生物・脊索動物門・哺乳綱

サイズ

長さ:100 μm  幅:0.3~3 μm

特徴

オス(お父さん)の遺伝子を詰めこんだ頭を前にして、尻尾部分の「鞭毛」を鞭のようにしならせ、メス(お母さん)の体の中で待っている卵子を目指して泳いでいきます。

説明

わたし達人間を含む哺乳動物は、オス(お父さん)が作る精子とメス(お母さん)が作る卵子が出会うことで新しい生命(つまり、赤ちゃん)が生まれます。では、この二つの精子と卵子はどうやって出会うのでしょうか。精子には「鞭毛」と呼ばれる長い尻尾のような部分があって、この部分を鞭のようにしならせ、バタフライ泳ぎのドルフィンキックのような動きをして、メスの体の中で待っている卵子に向かって泳いで行きます。

出現場所

オスの精巣で作られ、メスの体の中を泳いで行きます。

メモ

鞭毛が短かったり無かったり、または鞭毛がうまく動かなかったりすると、精子が卵子まで泳いでいけず新しい生命ができません。これが、最近問題になっている不妊症(男性不妊症)の原因の一つです。精子の鞭毛運動は、新しい生命を生み出して、次の世代に生命をバトンタッチするのに欠かすことのできないとっても大事な生体運動なのです。
(浜松医科大学 池上 浩司)

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